④ポジションサイズの計算

ポジションサイズを決めるのは許容損失額から

③複利で資金管理を」では1回のトレードの損失額を口座残金にたいして%で固定する方法をお伝えしました。
実際の損失額は、口座残金10万円に対して5%のリスクだった場合、5000円になりますね。

損切り幅と損切り値

1回のトレードで損失額を5000円にしたい場合の方法についてご説明いたします。
WEB上やアプリでロット計算機を使えば計算は楽なのですが、勝ち組になるためにはやはり計算の仕組みは知っておくべきかと考えます。

まず、為替レートとは基軸通貨が1通貨あたりの決済通貨の金額を示しています。
USDJPY=120の場合、1米ドル(1通貨)が日本円で120円で買えることを意味します。
したがって、USDJPY=120で1通貨買ったあと130に値上がった場合は10円の利を得たことになります。

この値幅は一般的にPipsで表現されています。
●pipsは1通貨あたりの値幅のことを意味します。
10pipsでは、たとえばGBPJPYの場合は一通貨あたり0.1円、EURUSDなら一通貨あたり0.001米ドルの値動きになります。

①USDJPYで20pips(=0.2円)で損切る場合
5000/0.2=25000通貨でエントリーすると良いことになります。

②USDJPYで100pipsで損切る場合
5000円/1=5000通貨ということになります。

簡単ですね。

EURUSDは?


EURUSDを20pipsの損切る場合で考えてみましょう。

基軸通貨が米ドルであることに注意です!
20pipsは0.002米ドルになります。口座に日本円を入れている場合は換金が発生します。
つまり、エントリー時に1USDJPYが150円の場合、0.002米ドル=150✕0.002=0.3円なので、
5000円/0.3円=16666通貨となります。

ちなみに、決済時にも換金が発生するので注意です。

FX 日記

 

 

コメントする